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2025.7.1

【レポート】東京衛生学園専門学校提携講座「未病(健康と病気のあいだ)~東洋医学の知恵から学ぶ~」

【レポート】東京衛生学園専門学校提携講座「未病(健康と病気のあいだ)~東洋医学の知恵から学ぶ~」

◆実施日 令和7(2025)年6月12・19・26日(木)午後6時30分〜8時00分


 「あれ?今日はいつもと違うぞ?」と気づき、早めの手当をすれば、病気の状態に体調が傾くことなく、重症化を予防できます。普段の健康状態を把握することの大切さや、自分で行うことのできる手当(ツボ押し)について学習しました。
 東洋医学的に健康状態を捉えるとき、健康か病気のどちらかではなく、健康と病気のあいだをグラデーションで捉え、これを“未病”と呼んでいます。病気寄りの未病の状態をより健康に近づけ、病気の方へ傾かないように気を付けることで、未病を改善していくことができるのです。
 東洋医学でいうところの人体を構成する要素(気・血・津液・精)と、その構成要素を生成・調整する五臓六腑(今回は五臓を中心に)の関係や、バランスが崩れることによる不調を知り、講座期間中は健康チェックシートの記録と、ツボ押しの実践をしました。実践の様子や身体の変化、悩みをグループ内で共有し、学習と実践の継続に意欲が湧いてきた参加者も多くいたようです。

◆講座の詳細はこちら☞
◆参加者の声(講座実施後のアンケートより)

  • 自分の健康状態について見つめる良い機会になりました。普段は忙しくてケアを怠ってしまいがちですが、宿題のおかげでツボ押しも積極的に行えました。今回学んだ内容を継続できるよう過ごしたいと思います。
  • 区が主催する講座に初めて参加しました。大変生活に役立つ内容で参加して良かった(抽選に当たって幸運)と思っています。講師のお話が面白く、エンタメに参加している気分にもなりました。興味の湧く講座があれば、また申し込んでみたいと思います。
  • ツボがわかっておもしろかったです!自分の体調に対して敏感になることができるようになってきた3週間でした。毎日の自分の体をみて、ツボをおして、病気にならないように生きていきたいなーと思います。でも・・・とりあえず生活リズムを整えます!笑
  • 現在は西洋医学が中心になり、専門分野に分かれてしまっていますが、本来体の部位は全体でつながっているということを学ぶことができました。だからこそ、ツボ、経絡、異常のあるところが離れていても効果があるのだなぁと。東洋医学の奥深さに感嘆する学びができました。
  • 東洋医学の考え方をこれまでよりも深く識ることができ、バランスを取ることの大切さを感じ、実践することの必要さを学ぶことができました。理論的なお話がとても多く、疑問点が解決できた場面がとてもあり、有意義な3日間でした。