◆実施日
令和6(2023)年11月17日(日)午後1時~4時、24日(日)午後1時~5時
この講座は参加者自身がデザインを考えて、それを作品として完成させる、という大学提携ならではの創造的なプログラムとなっています。
第1回ではデザインやモビールの原理について講義を聴き、その後簡単なモビールを制作しながら、素材や構造の特性を把握し、デザインを考えるヒントを得ました。手順通りに作るのに苦労したり、どうしたらよいか戸惑っていた参加者もいましたが、学習支援者の小山さんや講師補助の学生からサポートを受け、参加者全員が作品を完成させました。
第2回では、参加者は第1回の制作経験を活かし、考えてきた独自のデザインで、モビールを制作しました。全員が作業に没頭し、制作終了時刻ぎりぎりまで作業をしていた人もおり、参加者の熱心な創作意欲に驚かされました。出来上がった作品は個性豊かで、こだわりのある素材を持参し、作品を作り上げた参加者もいました。

他の参加者の作品や作業を見て、自身の作品の改良に活かした人がいたり、作品の展示に苦労する様子を見て、同じグループの人が全員で作業を手伝う場面もあり、集まって学び合うことの意義や楽しさを感じた参加者も多かったようです。


◆講座概要(全2回連続)
第1回 レクチャーとモビール制作(11月17日)
第2回 制作と発表(11月24日)
講座の詳細はこちら
◆参加者の声(第2回実施後のアンケートより)
- 思っていたよりも本格的な材料で作ることができ、テンションが上がりました。学生さんたちの多大なサポートにより、何とか組み立がることができ、とてもありがたいです。試作品からこの企画をつくり上げられた小山先生、そしてお世話になりました区のスタッフの皆様、ありがとうございました。とても雰囲気よく受講させていただき、とても貴重な経験に感謝しています。小山先生の座学の講義がとても考えさせられ、ためになりました。その講義だけでもまた区民講座をやって欲しいですし、参加したいです。
- 期待・想像以上の、充実した講座内容と成果品のクオリティ(一定以上の品質になるように、試行錯誤を重ねられた段取りが素晴らしい)の高さに、たった二日間とは思えないほどの満足感と、私生活でもモビールやアートを見る視点の深まりを得られ、是非まだ機会があれば参加したいです。学生さん(TAさん)が、的確なアドバイスを下さり、時には一緒に手を動かしてくれたことが大変嬉しかったです。
- 皆さんの作品を拝見して、紙の表現の多様性を知る事ができました。一週間ずっとモビールのことを考えていて楽しかったです。でも実際に作ってみると、思うように形にならなかったです。学生さんのサポートがあってなんとかやっと完成できました。ありがとうございました。また別のモビールを作ってみたいです。またぜひ参加したいです。
- とても楽しい時間を過ごせました。久しぶりに自分で考え、資料を探したりと、充実していました。こんなに頭を使ったのは、久しぶりです。
- 発想の多様性を学びました。ありがとうございました。次回を楽しみにしております。
- コンピューター上ではなく、体感しながら手を動かすことがすごく楽しかった。立体物を作るのは楽しい。