おおた まなびの森

お知らせ

講座・イベント

社会教育関係団体(サークル)

生涯学習ボランティア

特集情報

2023.4.3

【レポート】人の営みのつづくまち、鵜の木~大昔とちょっとむかし、そして今を知る~

【レポート】人の営みのつづくまち、鵜の木~大昔とちょっとむかし、そして今を知る~

◆実施日

令和5(2023)年2月6・13・20・27日(月)午後2時~4時

 古墳時代のお墓である横穴墓(6~8世紀頃)や、中世から近現代までの鵜の木の変遷、人の暮らしに欠かせない六郷用水の歴史等について学習しました。普段何気なく通過している近所に、考古学的に価値の高いものが遺されていること、人の営みと時代の流れに伴い、その役割を変えていったことに気づかされました。また、まちの魅力を育む活動をしている地域の方々からもお話をお聞きし、改めて鵜の木の「まち」を見直すきっかけとなりました。
 この講座のまとめを、鵜の木特別出張所入口に、4月7日まで掲示しています。ぜひご覧ください。
(鵜の木特別出張所所在地:大田区南久が原二丁目30番5号)

◆講座概要(全4回連続)

第1回 鵜の木地区周辺の古代の人日の暮らし~横穴墓を中心として~(2月6日)
学習支援者:松崎 元樹 氏・東京都埋蔵文化財センター調査課課長
第2回 多摩川とともにあった暮らし~水にかかわる鵜の木の歴史~(2月13日)
学習支援者:田島 太良 氏・大田区立郷土博物館学芸員
      三橋 昭 氏・六郷用水の会 代表
第3回 鵜の木の今~まちの魅力を育むもの~(2月20日)
学習支援者:牛島 貞満 氏・うのき水辺の楽校協議会事務局長
      萩原 和子 氏・もみじふれあい元気塾世話人
      川瀬 昌男 氏・鵜の木商店連合会会長
      堀江 敏雄 氏・鵜の木二丁目町会会長
第4回 これからの鵜の木を考える~こんなまちに住み続けたい~(2月27日)

◆参加者の声(講座実施後のアンケートより)

・私は鵜の木に住んで30数年になりますが、その実、ベッドタウンでしかありませんでした。最近退職し、地域の事を少しは知りたいと参加しました。今回の講座が地域を知る第一歩でした。参加して良かったです。
・鵜の木の境界が時代に伴って変化して、鵜の木から南久が原に変わったのはどうしてなのか、図書館で調べる楽しみができました。
・田園調布と多摩川駅近くの円墳は知っていました。でも、上野毛から浅間神社辺りまでの話だと思っていました。鵜の木まで続いていたとは!
・初めて参加しましたが、自分達の歴史を知ることができて良かったです。次回は座学から実際を見る、フィールドワークをぜひ企画してほしいと思います。
・まちの人々がまちづくりに熱いですね。「まちは人で出来ている」と改めて実感しました。講座で知り合った鵜の木の方とお話しても、皆さんから郷土愛を感じました。