
池上会館 1階展示ホール、第1会議室
今、地域では人と人とのつながりが弱まり、様々な課題がみえはじめています。
だからこそ、地域に暮らす一人ひとりが主体的に学び、他者とつながりながら、地域の魅力や課題に向き合うことが大切になってきています。
大田区では、一人ひとりの興味・関心を出発点に、人と人が出会い、語り合い、地域への理解と愛着を育む「地域学講座」を実施してきました。
11月、さまざまな地域やテーマのこれまでの学習の成果が、池上会館に集まります。
一人ひとりが「学びの主役」となるこの「場」から、どんな交流や対話がはじまるのでしょうか?
たとえば・・・
・お友達同士で商店街の地図をみながら、「このお店のおじさん、よく声をかけてくれたよね」という思い出話からはじめてみませんか?
・出展団体の方と一緒に年表をみながら、その時代ならではの記憶をたどってみませんか?こどもたちに伝えたいことが浮かび上がるかもしれません。
ぜひ、「おしゃべり展示会」に足を運んで、学びと出会いのひとときをお楽しみください。
🗓️日 時 2025年11月16日(日)~22日(土)9:00から17:00まで (16日のみ14:00)
👤出展する団体は、順次ご紹介します。
地域で活動する団体が、それぞれの思いや工夫を込めた「学び」を持ち寄りました。
展示を観るだけでなく、ちょっと立ち止まって「おしゃべり」を楽しみませんか?
知らなかった活動、気になるテーマ、地域の懐かしい思い出や記憶・・・
おしゃべりが始まった瞬間から、新しい学びやつながりが広がっていきます。
そんな空間を楽しんでください。
🗓️日 時 2025年11月17日(月)10:00~12:00まで
👤学習支援者 東京工科大学 デザイン学部 教授 酒百宏一氏
「まなび」は、誰かから与えられるものではなく、地域や人との関わりの中で自然に芽吹くものであり、
またデザインとは、その見えない関係をひらき、人と人のあいだに生まれる対話や気づきを支えること。
社会教育の流れをたどりながら、「まなびとは何か」「それをどうデザインできるか」を一緒に考えていきます。
🗓️日 時 2025年11月22日(土) 14:00~14:40
👤学習支援者 日本女子大学 人間社会学部 准教授 荻野亮吾氏
私たちが暮らすまちの中には、耳を傾け、語り合うことで、はじめてみえてくる思いや知恵があります。
地域で共に語り、考え、動き、学び合う。
そんな地道なやりとりの中に、さまざまな「学び」が生まれます。
生涯学習・社会教育は、教える・教わるだけではありません。
自分の言葉で語り、他者の話に耳を傾ける。
その積み重ねが、地域の歴史や文化、暮らしへのまなざしを育て、つながりを育み、「ともに生きる力」へとつながっていきます。
本講演では、地域に根差した「学び合い」が私たちの暮らしや未来にもたらす意味を、みなさんと一緒に考えていきます。
🗓️日 時 2025年11月22日(土) 14:40~16:00
👤学習支援者 荻野亮吾氏(日本女子大学 准教授)
郷土博物館館長 学芸員
大田図書館館長 図書館司書
社会教育主事 社会教育指導員
一人ひとりの学びが、まちを創る力になる、と感じたことはありませんか?
地域に根差した文化センター、図書館、郷土博物館など社会教育施設には、地域の歴史や文化、そして想いや記憶を、学び合いを通して、その地域に住む人に、そして次の世代につなげていく力があります。
こうした「地域の学びの場」は、行政が環境を整えるだけではなく、区民のみなさんと共に育て、活かしていくものです。
このパネルディスカッションでは、地域にひらかれた学びの場をどう支え、つなぎ、広げていけるのか。
社会教育施設や地域でさまざまな実践を進めてこられた皆さんと考えます。
何かがはじまる・・・そんな予感がする時間を、ぜひ、お楽しみください。
筆記用具
地域力推進課 生涯学習担当
(区役所本庁舎6階29番窓口)
電話:03-5744-1443
FAX:03-5744-1518
池上会館 (大田区池上一丁目32番8号) 東急池上線池上駅下車徒歩約10分 JR京浜東北線大森駅西口から池上方面行きバスで本門寺前バス停下車徒歩約7分