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熊谷恒子かなの美展「物語文学を中心に 恒子が愛用した書道具とともに」

2023.5.20()5:00
2023.5.29()5:00

池上会館1階展示ホール

熊谷恒子記念館は、施設の改修工事のための休館に伴い、池上会館で出張展覧会を開催します。本展は、物語文学を中心に、書家・熊谷恒子(1893~1986)の額装作品とともに、普段使用していた書道具を展示し、書業を回顧する構成です。

在原業平(ありわらのなりひら)を主人公とした『伊勢物語』の《京にその人の》(1968年)や、貴族社会を描いた『源氏物語』の《おまへにいと人》(1968年)など、物語文学を題材とした恒子の作品を紹介します。『伊勢物語』や『源氏物語』は、平安時代に成立したかな書を発展させた物語文学です。その中でも、『源氏物語』の作者である紫式部(生没年不詳)は、平安時代に隆盛した藤原行成(972~1027)の書を手本にかな書を習っていました。恒子も、行成が書いたと伝えられる「粘葉本和漢朗詠集(でっちょうぼんわかんろうえいしゅう)」や「関戸本古今和歌集(せきどぼんこきんわかしゅう)」など最初に学び、かな書を熟練しました。

物語文学を題材とした作品は、恒子によって様々な形態で表現されています。恒子は、それに合わせて筆や墨の種類を使い分けていました。物語文学の世界を、情緒豊かに表現した書作品と書道具を紹介し、恒子がかな書を研究した功績を振り返ります。

イベント詳細については、こちらを御参照ください。

イベントは終了しています。

対象

どなたでも

学習形態

その他

定員

なし

持ち物

なし

費用

無料

お問合せ先

大田区立龍子記念館
電話番号:03-3772-0680
FAX:03-3772-0680

◎会場情報

東京都大田区池上1-32-8 9:00~16:30(入場16:00まで) ※5月20日(土)は14:00から、5月29日(月)は14:00まで ※休館日 会期中無休